「黒い家」や「青の炎」などで知られる貴志祐介の小説の映画化。
理不尽にもクラス全員を殺しまくるという設定は「バトルロワイヤル」を一瞬彷彿させるが、
こちらは先生が生徒を殺しまくるというイカれた内容。
どちらかと言えば実際に起きた事件、津山30人殺しがモチーフか?
AKBの誰かが「私、この映画嫌い」と言って偽善者扱いされたことでさらに宣伝効果があったのかな?正直、どうでもいいですね。
期待して観たが、結果からいうとそんなに面白くありませんでした。
まず、後半の殺し方が拳銃一本と非常に単調。
殺される方の生徒の内面をもっと掘り下げて描かないとただ人形をバンバン打ってる感じがして、あー撃ってるねぇとだけしか思えない。
主人公の先生は知能犯の設定なのに、行き当たりばったり感満載で殺してる。
こうゆうホントの狂気を描くなら、有名な俳優でなくもっと無名の俳優の方がいいのかもしれないですね。
伊藤だと演技してるなぁ、頑張ってるなぁって覚める時がある。
それは映画としても成功ではないよね。
ちなみに監督の三池監督は革新的なことに常に挑戦していて好きな監督です。
次回作に期待します。
3点(10点満点)
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