スタイリッシュな犯罪映画として周りがやたらプッシュしてくるので鑑賞しました。
これがなかなかいい出来でした。
内容は結構ありきたりです。
好きになった人妻の夫の借金トラブルに首を突っ込んだことから
事件に巻き込まれるという話。
音楽の使い方、映像の見せ方が非常にうまいので
ありきたりな話だけど見入ってしまいます。
オープニングの車から見える街の風景は「ロストイントランスレーション」を彷彿させる画でした。
音楽もどことなくマイブラっぽいし、なんか意識してるんですかね。
いずれにしてもハリウッド映画っぽくないです。
あとサントラはかっこいいです。
抑えた感じで。
主人公は北野武映画に出てくる様な無口な男です。
やたら無口な上に無表情なので
正直何考えてるかよくわかりません。
けど途中からこいつはこうゆう奴なんだなと悟るわけです。
感情をあまり出さない静寂の中の感情を持っているというのが
こいつの持ち味なのかなと。
正直、この映画に関しては不思議とあまりいう事がないですね。
めちゃくちゃひどい映画ならまだいい様があるんですけど
この映画がそんなに悪い事が見当たらない・・・
といってもめちゃくちゃ絶賛!というわけでもないんですけど。
だからタチが悪い映画です。
7点(10点満点)
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