2013年8月22日木曜日

ジェーソン・ムラーズ 『Love Is a Four Letter Word 』 / 2012年 (4枚目)


ジェーソン・ムラーズはいつだったかのFUJI ROCKで観てからその魅力に気づいてしまった。

彼の歌声はホントに優しく耳に入ってくる。


で、この人の魅力はライブに尽きる!

演奏がホントにうまいし原曲をアレンジし、
oasis の「Wonderwall」をぶっこんできた「The Remedy (I Won't Worry)」だとか、
BoB Marley の「Three Little Birds」をぶっこんだ「I'm yours」なんかホントにサービス精神が旺盛で聴いてテンションが上がる。

観客と一体となって演奏してるからこっちも楽しみながら聴けるので
まさにライブで本領発揮するアーティストだと思う。

機会があればぜひ原曲を聴いてから、
YOU TUBEでライブ映像を観てほしいな。



だからでもないがジェーソンムラーズの場合、
オリジナルCD音源の印象がどことなく薄い印象がある。


今回もそれは同じで、ライブで演奏するともっとよくなるんだろうなと勝手に想像しながら聴いてみた。


今回特に印象的なのが「LOVE」という言葉の連呼。

見た目も以前の爽やかボーイ(勝手に俳優のヒューグラントと被る容姿)から
ヒゲを蓄え、髪の毛も伸び
一体彼に何が起きたんだ!?という位
見た目が変わったジェーソン。

なんでも世界的に成功したのにも関わらず、自分は全く無能で無意味な人間だと思う事があった様で、さらにずっと付き合ってたTPとの別れを経験したせいもあってか心境の変化があったのでしょう。

それは3曲目の「The Woman I Love」にもしっかり現れてる。
個人的にこの曲はこのアルバムで一番好き。


続く4曲目の「I Won't Give Up」は本人一番のお気に入りだそうで
この曲の思い入れは半端ないらしい。
なんでも毎日歌って自分のマントラみたいだとか。

どんだけ辛い思いしたんだよ。


まぁ、今回のアルバムは全体を通して1st、2ndの頃の爽やかイメージから
ヒゲを蓄え、何かを経た男のアルバムという印象でした。


7点(10点満点)

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