2013年12月5日木曜日
イントゥ・ザ・ワイルド 2007年/アメリカ映画/148分 (28本目)
ショーンペンって映画撮ってたんですね。知らなかった。
しかもこれ実話だったんですね。
何も情報がないまま観たのがよかったかもしれません。
ラストが結構びっくりしました。
この映画は深夜にゆっくり浸りながら観る映画ですね。
裕福で勉強もでき、将来有望な22歳の青年が全てを捨てて独りアラスカを目指すロードムービーです。
テンポよく、すごく淡々としてます。
カメラワークとか音楽とかとにかくおしゃれです。
自分とは何か?
自己を見つめながら、出会った人との何気ない会話も心にします。
泣かせようとしていない潔さみたいなのが感じられてそこもよかったかも。
一人の冒険を美化しすぎず、
ちゃんと自然の猛威も描いでいます。
けど僕は共感はできなかったですけど。
どう考えても僕は都会のネオンが好きなので共感できないのも無理はないけど、
けどね、実話ということで、
家族が一番可愛そうです。
結局、2週間後に遺体がみつかったということなんですが
思えば勝手に出て行って好き勝手やって心配させたあげく遺体で発見されるなんて
とんでもない親不孝ですよ。
美化しすぎるのもどうかな。
最後は心の中で和解できたって設定ですけど
親は和解できたなんて思ってないですからね。
一方からみれば恐ろしく自分勝手な主人公です。
まぁ、それを言ってしまえば元もこうないんですけど。
全体の雰囲気としては好きです。
ただ、ちょっと時間が長いですね。
150分弱あるんですけど同じようなシーンが続いたりするんでダレてきます。
それくらいですね。
日本の俳優が撮る映画と比べれば
いい出来なんじゃないでしょうか。
7点(10点満点)
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